周囲の開けたホーム
落部に続いて、内浦湾へ流れる河川が形成した小平野に設置された駅、野田生があります。ホームに立つと、まわりに灌木が伸びるものの、周囲がゆったりと開けているのがわかります。
落部に続いて、内浦湾へ流れる河川が形成した小平野に設置された駅、野田生があります。ホームに立つと、まわりに灌木が伸びるものの、周囲がゆったりと開けているのがわかります。
相対式ホーム2面2線から成り、両ホームの間は構内踏切で連絡しています。2つの線路の間から、かつては中線があったものと思われますが、現在では撤去されています。
駅舎は上りホーム側に設置されていますが、下りホームから西側へと伸びる、おそらく非公式の通路があります。現在は相対式ホームとなっていますが、下りホームの外側にはやや広いスペースが広がっており、かつては外側線があったか、あるいはさらに側線が伸びていたものと推測されます。
この“裏口”通路をまっすぐ進んでいくと、その先には住宅地が広がっており、さらに進むと野田生小学校があります。敷地の内外を仕切る柵や塀が設けられていないあたりに、北海道の学校らしさを感じます。
駅舎は石倉駅と同様、待合室機能にわずかなスペースがあるのみのコンパクトなもので、椅子がいくつか置かれているのみです。
軒下にある駅名表示は、駅名の漢字を一つずつ四角で囲う形になっており、丸囲みの石倉駅のそれと同様、遊び心が感じられます。駅舎そのものがあまりにも無機質であるため、このような工夫を残したのでしょうか。
野田生駅正面からは国道5号線へ向かってまっすぐ道路が延びており、その両側には商店が居並び、小規模ながら商店街が形成されています。私が訪れたときには営業している店舗はあまり見られませんでしたが、これは日曜日だったためかもしれません。
一方、駅を出て右手には大きな農業倉庫が並んでおり、かつては農産物の搬出拠点だったことがうかがえます。
明治時代にはここに機関庫が置かれていたといいますが、今となっては単なる中間駅に過ぎず、想像もつきません。当時は鉄道職員が多数在住していたのでしょう。
野田生の集落は比較的大きく、小学校と中学校が別々に設置されています。
普通列車のみが停車します。
北側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線となります。
確認中。
詳細は確認中。
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