京浜東北線の折り返しが可能
東十条
ひがしじゅうじょう
Higashijūjō
変則的な2面3線の駅
王子から北側では、たくさんの線路がびっしりと平行線に並ぶ中を京浜東北線が進み、ほどなく東十条駅になります。
島式ホーム2面が中線を挟む、変則的な2面3線になっています。ホームは京浜東北線にのみ設けられていますが、前記のような配線のため、この駅を始発および終着とする便があります。隣接する車両基地は長らく「下十条電車区」→「下十条運転区」と、旧駅名の「下十条」を使っていました(現在、組織としては廃止)。
出口は南北に1カ所ずつあり、このうち南口は線路をオーバークロスする道路に直接面しており、角度の緩やかな屋根を持ちます。この道路を西へ600メートルほど進むと、十条駅に到着します。
駅名の由来
開業当時の地名は「下十条」で、現在の埼京線十条駅東側一帯の「上十条」と対をなしていましたが、「下」の表現を避けるためか、地名はほどなく「東十条」となりました。
歴史
詳細は確認中。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1931年(昭和6年)8月1日
- 国有鉄道(鉄道省)東北本線(京浜東北線)王子-赤羽間に、「下十条(しもじゅうじょう)」駅開業。当初から旅客のみの取扱いでした。
- 1957年(昭和32年)4月1日
- 駅名を「東十条」に変更。
- 1987年(昭和62年)4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。