東上から先の区間では、飯田線は豊川が形成した段丘に沿って進むため、勾配はあまり急ではありませんが、地形利用によって車窓が大きく変動していきます。
新城市域内に入って最初の駅である野田城は、相対式ホーム2面2線から成る駅で、駅本屋のある下りホームと上りホームの間は構内踏切で連絡しています。
東上から先の区間では、飯田線は豊川が形成した段丘に沿って進むため、勾配はあまり急ではありませんが、地形利用によって車窓が大きく変動していきます。
新城市域内に入って最初の駅である野田城は、相対式ホーム2面2線から成る駅で、駅本屋のある下りホームと上りホームの間は構内踏切で連絡しています。
駅舎は古い木造平屋建てのもので、特に正面右側の事務所部分はほとんど手が入っていないようです。窓枠のアルミサッシ化など随所が新素材で補強されているものの、かなり老朽化が進んでいます。JR東海は、無人駅の木造駅舎は基本的に解体し、簡素な無人駅仕様の駅舎に改築することが多いのですが、市街地が近い野田城がなかば放置されているのは意外です。将来的に駅員を再配置する可能性があるのか、単に順番待ちになっているのかはわかりませんが。
無人化されていますが、駅窓口のアルミサッシ部分には特に痛みなどはなく、現在でもそのまま使えるようです。ただし前述のとおり建物自体の老朽化が著しく、事務室内の雨漏りなどがないか心配ではありますが。
駅舎内の待合室はガラス部分が大きく、このため建物の古さに対してやや不釣り合いなほど明るく感じます。三方にベンチが設けられていますが、うちひとつは壁面に据え付けられていました。
駅前には特に広場などは整備されていないものの、道路がかなり幅広につくられているため、列車の到着時刻が近づくと、送迎の車が多く出入りします。駅の前には個人商店があるほか、すぐ近くを伊那街道(旧国道151号線)が通っており、商店なども多く立地しています。
また、駅を挟んで駅舎と反対側には横浜ゴムの新城工場がありますが、通勤利用がどの程度あるかは確認していません。
普通列車のみが停車します。
駅本屋側(北側)から順に1番線、2番線となります。
確認中。
豊川鉄道開通後、地元からの請願に基づいて設置された駅です。
確認中。
駅から南西へ、徒歩15分。三方ヶ原の戦いで徳川・織田軍を敗走させた武田信玄が落とした城の跡地です。
【Map】地理院地図 / Google Map / Mapion