国鉄スタイルの鉄筋平屋駅舎を持つ

市田

いちだ Ichida
市田駅
▲市田駅《2007年7月28日撮影》

 

相対式2面2線から成る地平駅で、両ホームは豊橋方にある構内踏切で連絡しています。業務委託駅で「みどりの窓口」が営業しています。

駅舎は鉄骨平屋建の国鉄仕様のもので、機能本意ではありますが、あまり存在感がない建物でもあります。正面左半分は待合室スペースで、非常に広くゆとりがあります。なお、駅務室には売店が入っています。

天竜川へ下る部分は商店街となっており、個人商店が多く並んでいます。かつて、市田は天竜船下りの下車駅で、大きな看板が出ていましたが、現在ではここからの出航は休止となっています。

この先で、右に見えていた天竜川から離れ、線路は段丘を上っていきます。

停車列車 [2017年6月現在]

快速「みすず」が停車します。

乗り場

西側(駅本屋側)から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.飯田線下り 伊那市、辰野方面
  • 2.飯田線上り 飯田、豊橋方面

駅名の由来

中世に市が立った地であることを示すものと思われます。

歴史

伊那電気鉄道開通の際に設置されました。

1923年3月13日
伊那電気鉄道によって山吹-市田が開業した際、市田駅開業。
1923年3月18日
市田-元善光寺間が開業し、中間駅となります。
1943年8月1日
伊那電気鉄道が国有化され、国有鉄道(鉄道省)飯田線の駅となります。
1969年
駅舎改築。
1982年10月31日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1987年4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東海の駅となります。
2013年4月1日
簡易委託化[1]

周辺の見どころ

確認中。

  1. 中日新聞・長野「JR飯田線9駅を無人化」(2013年4月2日)。※2017年6月14日現在リンク切れ

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